症状別おすすめオプション検査 - 巡回レディース健診
気になる症状や性別によって、おすすめする主なオプション検査をご紹介します!
- 男女共通
- 男性のみ
- 女性のみ
症状・思い当たる項目 | おすすめ検査 | 対象 性別 |
おすすめ 年齢 |
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動悸や息切れのある方 | 循環器検査 (NT-ProBNP) |
40代以上 | |
将来脳卒中や心筋梗塞が心配な方/肥満や高血圧・糖尿病・高脂血症を指摘されている方/喫煙される方 | 動脈硬化検査 | 40代以上 | |
腸の健康状態や生活習慣病のリスクを知りたい方 | 腸内フローラ検査 | 全年齢 | |
将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを調べたい方 | 脳梗塞・心血管障害発症リスク検査(LOX-index) | 40代以上 | |
将来の大腸がんの発症リスクを調べたい方 | 大腸がんリスク検査 (Cologic) | 全年齢 | |
体のいろいろながんの可能性を知りたい方 | 腫瘍マーカー | 40代以上 | |
これまで胃炎と言われたことがある方 なんとなく胃の調子が優れない方 |
ペプシノーゲン 検査 ピロリ菌 |
40代以上 | |
じんましんや鼻炎があって原因が分からないでいる方 | アレルギー検査 | 全年齢 | |
なんとなく体の調子が悪い方、首の前が腫れている方、動悸や発汗、倦怠感のある方 | 甲状腺検査 | 全年齢 | |
夜間の頻尿や残尿感が気になる方、尿に血が混じる方(とくに50歳代からおすすめ) | 前立腺がん検査 | 50代以上 | |
下腹部の違和感や生理の不調、不正出血がある方 | 子宮頚部細胞診 ヒトパピローマウイルス検査 |
全年齢 | |
乳がん検診を受けていない方、自分でしこりが触れる方、ご家族に乳がんの人がいる方(マンモグラフィはとくに40歳代からおすすめ) | 乳房超音波 マンモグラフィ ※1 |
全年齢 | |
閉経期前後で発汗、体のほてりなどが気になる方(とくに40歳代からおすすめ) | 女性ホルモン検査 | 40代以上 | |
血液検査で肝機能異常を指摘された方/肝炎ウイルス検査を一度も受けたことがない方/家族に肝炎ウイルス保有者・肝臓がんの人がいる方 | 肝炎ウイルス検査 | 全年齢 (左記の症状・思い当たる項目のある方) |
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関節の痛みや腫れを感じる方 将来気になる方 (とくに30歳代後半からおすすめ) |
リウマチ検査 | 40代以上 | |
過去に接種した麻疹・風疹・おたふくかぜ・水痘のワクチンの効果が気になる方 妊娠・出産を予定している方やその周囲の方 |
ウイルス検査 (4種) |
全年齢 | |
これまでの体調不良が新型コロナウイルスによるものか、無症状でも知らないうちに感染していたか、ワクチンで抗体がつくられているか確認したい方 | 新型コロナウイルス抗体検査(IgG) | 全年齢 |
※1 マンモグラフィは会場により実施できない場合がございます。ご注意ください。
今年度は心不全パンデミック&動脈硬化キャンベーンでお得に受けられる検査をご用意しています。詳しくは「オプション検査 ご案内」でご確認ください。
年に1度の健康診断です。気になる症状や思い当たる項目があれば、この機会にぜひご受診ください。
皆様よりお寄せいただいた質問と回答
- ヒトパピローマウイルス検査は、子宮頚部細胞診と併用したほうがいいですか?
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細胞診は子宮頚がんや頚がんになる前の状態(異形成)を発見し、ヒトパピローマウイルス検査は子宮頚がんの発症リスクを調べるのが主な目的です。それぞれに特徴があるため、2つの検査を併用することによって子宮頚がんの予防と早期発見により役立てることができます。
- オプションで子宮体がんも検査していただきたいのですが。
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子宮頚がんと違い体部の検査は、かなり痛み・出血を伴う可能性があり、巡回健診の現場では緊急時の処置ができないため、実施しておりません。
- 腫瘍マーカーで異常値があった場合、何処かに「がん」があるのですか?
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腫瘍マーカーは腫瘍細胞から特異的に産生される物質ですが、「がん」でなくとも陽性になることがあり、必ず二次検査を受けて、経過観察をすることが肝要です。
- ペプシノーゲンを受けたら胃がんは必ず見つかりますか?
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ペプシノーゲンが陽性だからと言って、必ずしも胃がんがあるとは限りませんが、胃がんの多くは陽性の人から見つかっています。
- ピロリ菌検査は、除菌後の検査としても有効ですか?
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血液によるピロリ菌検査は、ピロリ菌が現在だけでなく、過去にいたことがあっても陽性になる場合があります。除菌後の確認は、除菌治療を受けられた施設で検査法をご相談ください。
- 乳房超音波とマンモグラフィは両方受けたほうがいいのでしょうか?
どちらか一つを受けるとしたら、どちらを受ければいいですか? -
乳房超音波とマンモグラフィは見ているものが異なるため、両方お受けになることをおすすめします。どちらか一方の検査を行う場合には、一般的には30歳代までは超音波、40歳以上はマンモグラフィをおすすめしています。
※心臓ペースメーカー・除細動器の術後の方や豊胸手術を受けられた方(ヒアルロン酸や脂肪注入をのぞく)はマンモグラフィを受診できません。
- 肝炎検査はどのような場合受けたほうがいいですか?
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原則として、肝機能検査値に異常値がある方は、検査をお受けいただくほうが良いでしょう。ただし、肝機能に異常がない場合でも、肝炎ウイルスが陽性の場合がありますので、なるべく一度は検査をお受けいただくことをおすすめします。
- 妊娠中・生理中でもオプション検査は受けられますか?
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妊娠や生理中は検査値が変動しやすく、特に「卵巣がん(CA125)」「肝臓がん(AFP)」検査は値が高値になる可能性があります。また、女性ホルモン検査は妊娠中及びホルモン剤(ピルを含む)を使用中の方は検査をお受けいただくことはできません。
- 熱がある等体調がすぐれない時でも、オプション検査は受けられますか?
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健診自体を受けない方が良いと判断します。異常が見つかった場合にそれが発熱等の影響によるものなのか、そうでないか区別をつけにくいからです。オプション検査についても同様なことが言えます。受診日の変更をしてください。