• TOP  >
  • 栄養士連載 食事プラスワン

栄養士連載 食事プラスワン

Oneランクアップ の食事改善術
年齢、環境、健康状態に応じて色々と食生活のスタイルは違います。あふれるほどの食情報に翻弄することなく、ご自分に合った栄養バランスを整えていく方法をご紹介します。今よりも、よりよいOneランクアップの食事を目指してみませんか。

第14回 ごはんを適量食べる!

40歳を過ぎてから、大好きなごはんの量を減らしてきたハルオさん。おなかや体重が気になり、ごはんの量が多いのかと栄養士と相談しています。のぞいてみましょう。

42歳男性 ハルオさん

炭水化物が大好きなんです。若いころと比べるとだいぶ減らしてはいますが、まだ多いかなと……。

炭水化物というと、ごはんとか、めんとか、パンとか?

栄養士

42歳男性 ハルオさん

白いごはんです。つけものがあれば、何杯でも食べられますよ。最近、家では妻が少なく盛ってくれるんですけど、どうしてもおかわりしたくて。 でも、昼のごはんが多いかなと。

そうですか。奥様が気をつけてくださっているのですね。先ほど、「若いころと比べるとだいぶ減らしている」とおっしゃっておられましたが、具体的にどのくらい召しあがっていらっしゃったのですか。

栄養士

42歳男性 ハルオさん

30代くらいまでは大盛り2杯くらい。外食でも必ず大盛りで、おかわり無料ならおかわりしてました。40歳になってから、家では、お茶わん軽く2杯かな。昼は外食をやめて、コンビニで買って食べるんだけど、おにぎり2個とカップラーメン1個とか。

ハルオさんのごはんの比較

だいぶ減ってきていますね。

栄養士

42歳男性 ハルオさん

はい……。でも、おなかが出てきたし、
体重が減らなくなったし。
やっぱり、ごはん2杯は多いですか。
どのくらい食べてもいいのでしょうか。

はい、(問診票を確認しながら)ハルオさんはデスクワークがほとんどのようですね?ハルオさんの場合ですと、1食あたりのごはんの目安量は約200gです。
コンビニのおにぎり1個は、ごはんが約100gですので、ちょうど2個分に相当します。

栄養士

1食あたりのごはんの目安量

42歳男性 ハルオさん

はぁ~、そうなんですね。
家で軽く2杯は多いかもしれないな……。

ご自宅で一度、ごはんの量をはかっていただきたいのですが、山盛りにならない程度に盛ったお茶わん1杯で約200gです。どうしてもおかわりしたいときは、いまよりもふんわり軽く盛って100g程度のごはんを2杯にするとか。お茶わんの大きさにもよるので、一度はかって確認することをおすすめいたします。ちょうど200gくらいならば、OKですし……。

栄養士

42歳男性 ハルオさん

はい、さっそく帰ったらはかってみます。あと気をつけたほうがいいことってありますか。

そうですね。2つお話をしてもよろしいでしょうか。1つめは、ごはんやパン、めんなど主食は、1食1品にできるといいですね。たとえば、ごはんとめんを一緒に食べないとか。

栄養士

気をつけたいこと

あと、ハルオさんはカレーライスや牛どんなどを召しあがることもございますか。2つめは、平らなお皿やどんぶりなどには、ごはんが多く盛られています。

栄養士

気をつけたいこと2

42歳男性 ハルオさん

なるほどね。たしかにカレーライスやチャーハンは茶わんで食べるよりもごはんが多いですね。妻にも話してみます!

コラム

ごはんの食べ過ぎ、食べない食事も改善を!

ごはんを食べ過ぎてしまう原因を考えてみましょう。

  • お茶わんのサイズが大きい。どんぶりやカレーなど平らな皿(1品料理)で食べることが多い。
  • 多く盛りつけられてしまう。
  • おかずが多い、味の濃い料理が多い。
  • 野菜など噛んで食べる食材が少ないために、満腹感を得るまでごはんを食べてしまう(よく噛んで食べていない)。
  • 食事と食事の時刻が長く空いている(例:昼食は12時、夕食が22時)
  • 朝食など食べていない(前の食事量が少ない)、など。

思い当たることはございますか。
また、ごはんを一切食べないような食事では、満腹感が得られるまで、肉や豆腐などの主菜を食べ過ぎてしまうこともあります。
1食あたり主食が1品、主菜も1(~2)品、副菜は1~2品、野菜の割合が多い食事を目安に。できるところから食事もからだも整えていきましょう。

注意
特に治療中の方は、食事量、調理方法など、必ず担当の医師や栄養士に確認し、指示に従ってください。

栄養バランスのよい食事とは

同友会メディカルニュース

同友会メディカルニュース

2017年6月号
心房細動と診断されたらNEW
2017年5月号
逆流性食道炎とバレット食道について
2017年4月号
頭痛について
2017年3月号
汗っかきに潜む怖い病気
2017年2月号
睡眠時間確保のすすめ
2017年1月号
食塩摂取量気にしていますか?
2016年12月号
高LDL-C血症(俗にいう悪玉コレステロール)について
2016年11月号
最近のがん免疫治療の話
2016年10月号
乳房超音波検査で乳がん発見率の向上を
2016年9月号
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について
2016年8月号
夜中に足がつることはありませんか?
2016年7月号
ピロリ菌検査で「陰性」であっても気を付けて欲しいこと
2016年6月号
お薬手帳利用していますか?
2016年5月号
「座りっぱなし」をなくしましょう!
2016年4月号
歯周病、喫煙と乳がんとの関係
2016年3月号
血圧はどこまで下げればよいのか?
2016年2月号
過敏性腸症候群について
2016年1月号
脳動脈瘤について
2015年12月号
長時間労働は心・脳血管障害の大きなリスク
2015年11月号
「胆管がん」ってどんな病気?
2015年10月号
慢性膵炎についてご存知ですか?
2015年9月号
地中海食をもとに健康的な食習慣について考えましょう
2015年8月号
乳がん検診を受けましょう!
2015年7月号
コレステロールの摂取制限について
2015年6月号
アサーショントレーニング
2015年5月号
~胃の寄生虫、『アニサキス』について~
2015年4月号
うつ病について
2015年3月号
「体を動かすということ」をもう一度考えて...
2015年2月号
進歩する内視鏡検査
2015年1月号
高血圧について
2014年12月号
甘く見てはいけないインフルエンザ
2014年11月号
リンパ球と癌の関係
2014年10月号
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)について
2014年9月号
睡眠時無呼吸症候群:いびきだけではない危険な病気
2014年8月号
小腸カプセルとダブルバルーンの話
2014年7月号
大動脈弁狭窄症の新しい治療法 -TAVI-
2014年6月号
世界肝炎デーご存知ですか?
2014年5月号
「胆石」の事をよく知って正しく付き合いましょう
2014年4月号
食習慣と腸内細菌の関係~代謝異常の視点から~
2014年3月号
さだまさしさんの歌に思う-鉄欠乏性貧血の話-
2014年2月号
データヘルス計画が始まります
2014年1月号
『胸やけ、げっぷ』ありませんか?
2013年12月号
「潜在性甲状腺機能低下症」ってご存じですか?
2013年11月号
肺がん検診のススメ

お元気ですか

季刊誌

2017年1月号NEW
・私の健康法 女優 泉ピン子/・MRIについて 順天堂東京江東高齢者医療センター 放射線科 鈴木 賢/・二日酔い予防 管理栄養士 花里 映里/・ダイナミック・ストレッチ/「ペットボトル体操」ヘルスケアトレーナー 原田 健/・さらば冬風邪 保健師 内田 道子/・歩いて健康 文京めぐり第8回「牛天神 北野神社」/・医療情報「第54回健康管理研究協議会」

ページトップ