保健師コラム 小石川の健康散歩道

第5回 気分の高揚を求めて

保健師 堀江 わかな

秋も深まり、朝の寒さや木々の色からも冬が近づいているのが感じられますね。
この時期は、マラソン大会が多く開催されています。私も週末に、スイーツを食べながらフルマラソンを走るという、楽しいような、大変つらいようなイベントに出場してきます。 過去の東京大会では、5,467名が参加されたそうです。
この寒い中、なぜ皆さん走るのでしょうか(私含め)。。

「ランナーズ・ハイ」という言葉をご存知でしょうか。
マラソンで苦しい状態が一定時間以上続くと、脳内でそのストレスを軽減するためにβ-エンドルフィンという脳内神経伝達物質が分泌されます。
β-エンドルフィンが分泌されることで、幸福感や気分の高揚、鎮痛効果などが得られます。モルヒネと同じような作用をするため、脳内麻薬とも呼ばれています。
この物質のおかげもあって、つらく苦しいマラソンも終わる頃には楽しく爽快な気分になっているのですね。

このβ-エンドルフィン、なんと歩くだけでも15分ほどで分泌されることがわかっています。
つまり、自分の気分を高めるには歩かなきゃ損!
私は実体験でよく感じます。仕事帰りに1駅分歩いていますが、駅に着く頃にはモヤモヤ考えていたことが退社時よりスッキリしていることが多いです。雨などで目の前の駅から電車に乗る日は、仕事後のリフレッシュがないというか、何かスッキリしません。

現代は車社会、電車を利用してもホームに降りればすぐにエスカレーターが設置されており、ほとんど歩かなくても生活ができますね。
駅のホームで、階段は人が少なくすぐに利用できる状態の中、隣の幅の狭いエスカレーターに長蛇の列ができているのを見ることがあります。
歩かない方が“楽”ですが、その代償はメタボリックシンドローム等健康を害するリスクになるだけでなく、気持ちの面でも出てきそうです。

皆さんもβ-エンドルフィン効果、ぜひ実感してみてくださいね!
習慣化すると、動くのが楽しくなりますよ。

同友会メディカルニュース / 医療と健康(老友新聞)

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