保健師コラム 小石川の健康散歩道

第21回 『デンタルケアから始める健康管理』

保健師 稲葉 敦子

紅葉の美しい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。実りの秋、たくさんの美味しいものを召し上がっていらっしゃるのでしょうか?さて11月8日は「いい歯の日」でしたね。先日、私はいつもお世話になっている歯科医院に定期的な歯のクリーニング・健診に行ってまいりました。歯が少し痛むところがあったので一緒に診てもらうと、歯ぎしりによる知覚過敏ということでした。夜はマウスピースを使用しているのですが、それでも少し負担になっていたようです。ひとまず虫歯ではなくほっとした次第です。(笑)

私が十数年前海外に住みはじめた頃、友人の一人が歯科医院に行くというので虫歯でもあるのかと思っていたら、歯の定期クリーニングに行くとのことでした。その頃私は、歯科医院といえば症状がでてから治療にいくところと考えていたので、かなりの衝撃を受けたことを覚えています。欧米では歯科治療が高額なことも影響し、常に予防意識が高く、歯科通院の主目的は予防となっています。デンタルフロスの普及率も高く、またアメリカでは州にもよりますが、60%以上の地域で虫歯予防対策として、水道水にフッ化物添加がされています。

日本は先進国でも特に虫歯が多い国として知られています。雑誌プレジデントの調査によりますと、60歳以上の男性120人を対象としたアンケートで、40代のうちからメインテナンスしておくべきだったからだの部位というアンケート結果に対し、歯が堂々の1位になっているようです。

口腔の健康状態と全身の健康状態との関連は、数多く明らかになってきており、本年度の特定健診・特定保健指導では、特定健診の問診に咀嚼に関する項目が追加されています。咀嚼機能や口腔機能の低下は、口腔内での消化力や浄化作用の低下を招き、糖尿病をはじめとする生活習慣病の原因となると指摘されており、口の健康を守ることは今後ますます重要になってきています。さらに歯の数が多い高齢者ほど認知症の発生率が低いというデーターがでています。

歯の健診・クリーニングは、通常保険で行うことができます。虫歯や歯周病の早期発見、歯垢(プラーク)や歯石の除去だけでなく、現在の歯や歯茎の状態を自覚することができ、効果的なブラッシングの仕方・フロスの使い方などの指導、フッ素塗布など予防的処置をしてもらうことができます。この機会に歯のメインテナンスをはじめてみませんか?大切な歯を守り、心も体も若々しく素敵な笑顔で健康の維持をしていきましょう!


同友会メディカルニュース / 医療と健康(老友新聞)

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